スピリチュアルとは

「スピリチュアル」は今では広く認知されている言葉です。書店に向かえばスピリチュアル関連本コーナーが設けられ、熱心に読んでいる人を見かけることもあります。テレビやラジオでスピリチュアル体験の現場が紹介されることも多く、一部の人は抵抗感も無く受け入れているようだと推察されます。しかしスピリチュアルという言葉自体は最近通用するようになった新語であり、全くイメージできない人が存在しても当然です。  この言葉が定着した経緯を簡単に振り返ると、まずマスメディアが最初に広げたと考えられます。そしてその影響力をビジネスに転用できるとふんだ一部の企業、団体が、インターネットを中心に情報提供し始め、重要コンテンツになるまで押し上げたのです。実際、この数年で、関連サイトの数が急増しています。なぜ多くの人が霊的事象に関心を寄せているのかは断言できませんが、マーケティング通りに事は運んでいます。  流行当初は霊的事象に限って用いられていた概念も、今では代替医療やアロマテラピー、パワーストーンに至るまで、あらゆる分野を総称するものとなっています。ですからつい数年前までは、スピリチュアルという独自の領域で、専門家らしき人が霊的なものについて語っていたのですが、いつしか超能力者、霊感を有する者だと自称する人たちがスピリチュアルに関連付けられ、混沌とした状況になっています。オーラ、前世、ヒーリングといった言葉は本来、専門的見地から語られたり、検証されたりしなければならないのですが、現況がこれですから望むべくもありません。こうした状況を一部の人は憂い、科学的精神を持ち出して批判する人も現れています。

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