コンプレックスの裏返し

 他人に悪態をついてしまう人は、自分を嫌いな人でもあります。例を挙げれば分かりやすいでしょう。他人の自慢が鼻についたり、他人の語彙に一々腹を立てたりする時、まずは自分の精神状態を注視するようにして下さい。そうすると、自分の欠点が投影されたものであると気付きます。次に起こすべき行動は決まっています。その欠点を克服しようと努力することです。それが上手くいけば、次第に寛容な精神が養われるようになります。寛容な人の特徴は、他人の欠点より長所に敏感であることです。欠点を無理に見ないのではなく、長所で補ってあげるのが正しいコミュニケーションです。

 もう少し具体的に見ていくことにしましょう。育児で苦労されているお母さんも多いでしょうが、自分の欠点をコンプレックスとしてしまうことで、子どももその欠点を持ってしまった時、子どもが許せなくなってしまいます。厳しく叱りつけたり、場合によっては虐待が発生したりしてしまいます。それを防ぐためには、自分に寛容になることです。自分の欠点を看過できる人は、子どものありのままを受け入れ、愛情を注ぐことが出来ます。

 こうした振る舞いは単なる手段ではなく、立派な社会人としての基本的な心構え作る上でも大切です。ですがすぐに実践できないこともあります。そうした時は、騙されたと思って高い建物の最上階付近に足を運んでください。そこから見える景色はあなたの目にどのように映りますか?恐らくは神様にでもなったかのように、物事を俯瞰することが出来るはずです。そして街の景色に溶け込んでいる人々は、多種多様であることが分かります。各々が長所と短所を持ち、また悲しみ、喜んでいるのです。

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