他人の視線

 人間である以上、他人の目を気にせず生きることはできません。しかし度が過ぎると精神的に安定した生活を送ることが出来ません。心は常に萎縮してしまう危険に晒されています。一度縮んでしまうと、悪循環が生まれていしまい、安定した生活が望めなくなります。他人への配慮は必要ですが、自分らしさを失ってしまってはなりません。他人の評価を気にし過ぎるようになると、偽りの笑顔が多くなります。頼み事も断れなくなりますし、お世辞も増えてしまいます。もちろん他人に優しくすることは大切ですが、例えばファッションを楽しむ時、他人に合わせていては自分らしさを発揮することが出来ません。自分らしいファッションを実践できなければ、楽しみも半減してしまうことでしょう。細かなことに聞こえるかもしれませんが、そういうことが積み重なり、人の心は萎縮してしまうのです。

 他人に優しくすると、当然評価は高くなります。一時的にそれで満足することもできるでしょう。しかし偽りに優しさが続けば、他人の目を四六時中気にしなければならなくなり、心の休まる時がありません。また、どういう行動が評価されるのかは、時代が変わるにつれて変化します。ですから時勢についても関心を向け続けなければならなくなり、疲れ果ててしまうはずです。あまり無理をせず、自分らしさに戻ることも大切なのです。

 先ずは自分というものを強く持ち続けましょう。自分の思いを無下にするのは禁物です。自分に対しても嘘をついてはなりません。この生き方で楽になる一方、時には他人から疎まれたり、嘲笑されたりします。しかしそれに対して一々落ち込んでいても始まりません。協調性の無い奴だと思われて、人が離れてしまっても、必要以上に苦しまなくて良いのです。

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